資産運用トラの巻
 

積立投資をお考えの方へ!おすすめのハイリターンのインデックス積立とは?

資産運用のため積立投資を検討しているけど、どの商品を選べばいいかわからないとお悩みではありませんか。

積立投資はリスクの低い投資手法ですが、たくさん銘柄があるため初心者が選択に迷うのは仕方ありません。どの商品を選んでもいいわけではないので、慎重に選びたいところです。

積立投資の対象となる日本の商品は大きなリターンが期待できないものが多いのですが、米国のインデックス商品の中には高いリターンを期待できるものがあります。その一つが、

「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。

この商品の名前を初めて聞く方が多いと思いますが、アメリカではハイリターンが期待できる商品として有名です。

この記事では、積立投資をお考えの方向けに、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの魅力についてご紹介していきます。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとは

積立投資にもいろいろな商品がありますが、世界中へ分散して投資するのが主流です。ただし、最近では米国市場に集中して投資する人が増加しています。

米国の優良大型株の上位500社で組成されているS&P500の指数に連動したインデックスも数多く登場しました。

実際にチャートを見るとわかるのですが、NYダウ指数とS&P500指数は右肩上がりが継続しております。これ以上に強いインデックスはないのでは思われるかもしれませんが、この2つをしのぐほどのパフォーマンスを見せているのがiFreeNEXT NASDAQ100指数です。この指数は、米国のナスダック市場に上場している優良100社で組成されています。

※ インデックスとは、日経平均株価などの株価指数と同じ値動きを目指す投資方法です。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの2つのメリット

ここでは、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの2つのメリットをご紹介します。

ナスダック市場の最先端技術を有する企業の銘柄で組成されている

株式に詳しい方ならご存じだと思いますが、ナスダック市場は米国のベンチャー企業が上場する市場です。日本の株式市場では、ベンチャー企業向けの市場へ上場した企業は成長すると、東商1部や2部の市場へ移るのが一般的です。ところが、米国ナスダック市場ではベンチャー企業が巨大化してもそのまま残っています。アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、フェイスブックなどはナスダック市場に残って、世界の時価総額の上位を占めているのです

米国株式といえばニューヨーク市場に上場している銘柄をイメージするかもしれませんが、

ナスダックの上位の銘柄は米国の代表的な株式となっています。

ナスダック市場には2500社以上が上場していますが、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを構成しているのは上位100社の優良銘柄です。この100社だけで、ナスダック全体の時価総額の70%以上を占めています。優良な100社を厳選しているため、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの運用成績はナスダック全体の成績よりも高くなっています。

ナスダック市場の業種分類を調べてみると、1位情報技術、2位コミュニケーションとなっていて、この2つの業種で時価総額全体の60%ほどを独占しています。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは優良100社を選定しますが、固定性ではなく毎年12月に入れ替えを実施します。成長著しい企業を常に取り入れて、鮮度を維持することを目的としています。

ベンチャー企業の個別株式も購入することは可能ですが、取引単位が大きいためまとまった資金が必要になります。その点、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは投資信託なので、100円からでも購入できる証券会社があります。少額からでも始められるので、資産運用の初心者でも気軽に購入できるのです。

NYダウとS&P500を上回る運用成績

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの銘柄をチェックするとわかるのですが、IoTやAIに関連した企業の銘柄が数多くあります。現代は第四次産業革命の時期にあり、これらの銘柄のパフォーマンスは大きくなっています。

伝統的に米国株式といえばNYダウやS&P500が長期的に強いと言われてきましたが、NASDAQ100のパフォーマンスはそれらをしのぐ成績を残しています。

NYダウ、NASDAQ100、日本株の指数で過去10年のデータを集計して、利回り年率を算出してみると以下のようになります。

NASDAQ100・・・21.6%

NYダウ・・・15.4%

日本株 (TOPIX)・・・10.1%

※ 以上は2019年2月末を基準に計算された数値です。

この数値には驚かれるのではないかと思います。これは仮の話になりますが、100万円を10年間複利運用した場合、NASDAQ100は710万円ほどに資金が増加します。7倍というのはかなりのインパクトのある数字ではないでしょうか。

ただし、100万円分を一括購入して運用する人は現実にほとんどいないと思いますが、積立投資をすれば2倍以上の成績を期待できます。

iFreeNEXT NASDAQ100にはデメリットもある

NASDAQ100は高い成長力を期待できる銘柄ですが、NYダウやS&P500と比較すると値動きの幅が大きいというデメリットがあります。株価が乱高下することはあるので注意が必要です。

そのためNASDAQ100は短期トレードの対象には向いています。一般的に、積立投資には値動きの幅が小さい商品で分散投資するのが適していると言われています。この考えに従うのであれば、NASDAQ100は積立投資に不向きであることなります。

しかし、これは積立投資の本質を理解していない考えです。積立投資は、価格が下がったときにたくさん購入して平均取得単価を下げることに大きな意味があります。そのため、値動きの大きな投資信託は大きな利益を獲得するチャンスが生まれやすいのです。一方、値動きの幅が小さい商品は、平均取得単価が下がりにくいので利益も小さくなります、

ただし、NASDAQ100は価格の乱高下が激しいため、売却するタイミングを間違うとトータルでマイナスになるリスクがあります。そのため、安定した収益の見込める商品をメインとして、NASDAQ100はサブとして積立投資していくのがおすすめです。

まとめ

ハイリターンを見込める積立投資の商品としてiFreeNEXT NASDAQ100インデックスをご紹介しましたが、リターンの大きさに比例してリスクは高くなります。また、記事の中で10年で年間利回り20%以上と提示しましたが、これは机上の空論であり今後もこのようなパフォーマンスが確実なわけではありません。ハイリターンの積立投資には大きな魅力がありますが、あくまでもメインは安定した収益を期待できる商品を選ぶことが大切です。

その意味では、不動産投資は安定した収益が見込め、うまく運用すれば大きなリターンも期待できます。インデックスで積立投資をしつつ、メインは不動産投資をしている投資家も数多くいます。

資産運用は、長期間にわたって安定して資産形成していくのが王道です。最近では、少額からでも不動産投資ができる環境が整備されてきましたので、資産運用の対象として検討されてはいかがでしょう。

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