資産運用トラの巻
 

サラリーマンで大家になる時のメリット&デメリットと失敗しないための3つのこと

サラリーマンで大家になる時のメリット&デメリットと失敗しないための3つのこと

サラリーマンの方が不動産投資を考えたときに、一番はじめに考えるのが手頃に始められるものがないか?というのがあるのではないでしょうか?

サラリーマンが不動産投資を行うときに、ワンルームマンション投資や中古マンション投資、他にも様々な方法や物件を思い浮かべるでしょう。平日はサラリーマン、副業として不動産投資を考えたときに、大家として物件をもつことになったら、何を気をつければいいのかを中心に紹介したいと思います。

サラリーマンで大家になるメリットとデメリット

まずはサラリーマンが大家になるメリットとデメリットを簡単に紹介します。不動産投資全般に言えることでもありますが、おさえておくべきことなのでおさらいします。

【メリット】融資が受けやすく購入物件の幅が広がる

不動産について考えるビジネスマンのフィギア

サラリーマンが大家になるときに一番のメリットは、安定的な収入がるので銀行からの融資が受けやすいことが挙げられます。

ベンチャー企業に勤めていたり、自営業やフリーランスであると毎月の収入が不安定な場合が多いので、銀行から融資を受けづらくなってしまいます。

サラリーマンである場合それだけで有利になるので、それを活かした投資をおこなっていくのが良いでしょう。活かすというのは、いい条件で融資をもらい、額もそれなりに多くできることでしょう。

その資金を使い入居があつまる(=空室が生まれない)条件の物件の購入を考えましょう。サラリーマン大家のメリットを活かし、購入後の募集で苦戦しないようにするのが成功へのポイントです。

【デメリット】購入前後で時間をかけることができない

サラリーマンで大家になることを考えると、購入前であれば物件情報の調査、地域のこと、お金周りや契約関連などに時間があまり割けないかと思います。また購入後は大家になると諸連絡や管理などにも時間を使うことができません。

事前の情報収集はネットでの情報や実際に不動産会社に相談して知識を深めていくのがいいでしょう。一方購入後は管理会社に一任してしまうのが一番です。

自分一人で無理になんでも対応しないことがサラリーマン大家で一旗揚げる近道でもあります。信用できる不動産会社や管理会社を探すことに一番時間をかけたほうが良いでしょう。

サラリーマン大家になる上で失敗しないための3つのこと

ここまでサラリーマン大家のメリット&デメリットを解説してきました。ある程度サラリーマン大家についての理解ができたところで、実際に投資を行う際に失敗しないためのポイントを3つ紹介します。

収支シミュレーションをしっかりと行う

考えるビジネスマン

収支シミュレーションは、いくらでも粗く作ることはできます。しかし、粗く作れば作るほど短期間で計画からずれていってしまうことでしょう。投資前に物件の購入費用と収支設計を綿密に行いましょう。

家賃の収入や初期費用、ローンの返済額だけではなく、修繕積立金や固定資産税、管理費などできる限り綿密に作成します。ここをサボると、赤字物件になる可能性がある物件を購入してしまうことになります。面倒だと思っても絶対におこなうことをおすすめします。

余裕をもって自己資金を準備する

融資を受けやすいメリットをあげましたが、新規や中古物件に限らず大家になるということは、空室のリスクを負っていることを意味します。

また、空室以外にも、震災など想定外の費用がかかる可能性もあります。退去時のクリーニング費用や、退居後の入居者募集広告費、そして思っていた以上に空室期間が続いてしまい収入が入ってこないことも考えられます。

準備は入念にしつつ、万が一に備えた保険として自己資金にも余裕をもっておきましょう。

空室対策をおこなう

実際に物件を借りる人の気持ちになって、駅からの距離を確認したり、周辺施設を確認したり、物件の共用部分を見まわしたりするとひっかかるポイントが見つかるかもしれません。

物件の内部であれば改善を、外的要因であれば家賃に反映させるなどの対応で魅力的な物件になるように工夫をしましょう。

サラリーマン大家で将来の資金を増やそう

周りでサラリーマンをしながら大家になっている人は少ないと思います。一方でネット上では利益を出している方もいるのが事実です。

実際のところ、大金が必要になると考えてしまい少し不安になっている人や信じていない人も多いと思います。専門家に無料で相談できる機会があるので、まずはそこで話をきいてみるのもいいかもしれません。

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