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レンタルスペース投資が熱い!レンタルスペース投資におけるメリット・デメリットとは

レンタルスペース投資が熱い!レンタルスペース投資におけるメリット・デメリットとは

近年Airbnbなどレンタルスペースが手軽に利用できると同時に、不動産の新しい投資方法として「レンタルスペース投資」も注目されています。

スマートフォンで気軽に検索、予約ができるため若者を中心に利用者数は増えていますが投資としての「レンタルスペース投資」はどのようなものなのでしょうか。今回はレンタルスペース投資におけるメリット・デメリットを解説します。

レンタルスペース投資とは

レンタルスペース

レンタルスペース自体は最近聞き馴染みのある言葉かと思いますが、レンタルスペース投資はスペースを時間単位で貸し出して利益を得る投資方法です。

これまでの不動産では居住用として月単位での物件貸し出しにより、不動産収益を得ていました。近年ではスマートデバイスの発展により、スマホのアプリなどで物件の管理者と利用者を結び、1時間単位で部屋を貸すことができます。 

通常マンション一棟や一室を元にした不動産投資では、年単位もしくは月単位で入居者に貸し出すことになりますが「レンタルスペース投資」では時間単位で一人のみならず複数人に貸し出すことができるため、初期の空室リスクを回避したり利用金額設定設定等を都度で調整することが可能です。

また通常の不動産投資と異なるのは、一室を購入するのではなく賃貸物件としてオーナーと契約し、それをレンタルスペースとして貸し出す形が一般的です。

そのため、不動産投資で最初のハードルとなる物件の購入費用や初期費用等はかからないため参入障壁もかなり低くなります。

AirbnbのみならずSPACEMARKETなど、旅行・会議・飲み会等様々なニーズに合わせた借り方ができるサービスも複数登場しておりレンタルスペース需要の拡大に貢献しております。

それでは、レンタルスペース投資のメリット・デメリットを見ていきましょう。

レンタルスペース投資のメリット

豚の貯金箱とお金のイメージ

初期コストの低下により参入障壁を下げられる

部屋を年間、もしくは賃貸で貸す場合には物件の購入が必要となり、初期でのコストとして「物件購入費用、火災保険料、保証料・・・」とローン以外にも大きな金額になります。

しかし先述の通り、レンタルスペース投資であれば一般的な不動産投資と比較してコストが低く抑えられるため参入障壁はかなり低くなるでしょう。

もちろん部屋の広さ、立地や設備等に左右されますが初期でかかるのは

  • 数ヵ月分の家賃
  • 敷金(場合による)
  • 礼金(場合による)
  • 家具家電等レンタル時に必要となるもの
  • その他保険等が必要な場合

上記さえ支払うことができれば、レンタルスペース投資を始めることができます。

設備も故障がない限りは追加での購入が不要なため、ランニングコストが想定できるのもメリットですね。

流動的な不動産の運用が可能

仮に不動産投資用の物件を購入した場合、「入居者がいない(空室リスク)・物件が不要になった・物件の価値が下がった」など様々なトラブルが発生しても簡単に手放すことはできません。

不動産の価値を保ったまま売却、即座に購入者が現れることはそうないでしょう。

しかしレンタルスペース投資は不動産を購入せず、賃貸で物件を保有するため一般的な不動産投資で言われるリスクを避けることも可能です。

もちろん物件により、契約年数等は決まっていますが無理な売却等は必要ではないため空室リスクや売り手が見つからない問題等も発生しないでしょう。

物件の築年数が収益に影響しない

築年数が古い物件を不動産投資に選ぶと、築年数が古くなるにつれて得られる収益は低くなります。

レンタルスペースにおいては、利用者が入居するのではなく時間単位で場所借りをするため築年数が収益に影響することが比較的少なく「設備・物件の清潔さ・立地」が重要視されます。

初期費用を抑えたい場合は築年数が古い物件を選択して抑えることも可能ですが、レンタルスペースとしてどのようなニーズがあるのか抑える必要はありますね。

知っておきたいレンタルスペース投資のデメリットとは

投資リスクに頭を抱える男性

収益性が不安定

年単位・月単位での部屋貸しに対して、レンタルスペース投資は流動性も高く長期的な空室リスク等も避けることが可能です。

しかしその分、集客がうまくいかない場合は思うように借主が現れずレンタル時間を空きにしていると収支が悪化する可能性もあります。

時期にも大幅に左右されるためクリスマス時期や夏の旅行時期など繁忙するタイミングがあれば、旅行・イベントシーズンではない時期にはあまり人が入らないなどのリスクも予想されます。

これはレンタル料を下げて対応できる話でもないため、避けられないリスクでしょう。

立地・物件設備の条件が厳しい

一般的な不動産投資と比較して、求められる条件が異なるレンタルスペース。

利用者のニーズとしては「駅からどれだけ近いかor周辺施設などがどれだけ充実しているか、借りる部屋の設備がどれだけ整っているか」など求められる点が異なってきます。

仮に部屋の設備を「家具・家電」きっちり揃えたとしても、立地選択で失敗するとレンタル需要が低下してうまく収益化できないなどのリスクもあります。

借主が不特定多数なため物件への影響が発生する

レンタルスペース投資でも信用する一人に貸さず、不特定多数な人間に貸し出すこととなります。もちろんちゃんとした利用方法で部屋を使ってくれる場合は問題ありませんが、設備や部屋を破壊するなどの借主がいてもおかしくはないでしょう。

レンタルスペースのC to C仲介サービスは借主がどんなユーザーなのか、評価なども確認はできますがそれ以外の判断ができないため、一定のリスクは発生するでしょう。

レンタルスペース投資の始め方

レンタルスペース投資は一般的な不動産投資に比べて参入障壁が低いことは先述の通りですが、始め方として以下の4ステップがあります。

  1. 物件探し・契約
  2. 備品・設備等の設置
  3. 借主探しのための集客
  4. 部屋・設備等の保守、運用

1.物件探し・契約

まずはレンタルする物件を探して契約しましょう。

不動産の探し方は通常の賃貸物件の探し方と大きく変わりません。まずインターネットで物件に目星をつけて気になるものがあれば直接不動産会社と交渉をしましょう。

その際注意が必要になるのは、その物件をレンタルスペースとして貸し出しても問題がないか。これは法律にも関わる話なのできっちりと不動産会社と確認をとった上で進めることが求められるでしょう。

2.備品・設備等の設置

レンタルする物件が決まれば、部屋内の備品や設備を拡充して行きましょう。

例えばパーティー想定で貸すのであれば、椅子やテーブルの他にも電子レンジ・調理器具・お皿など食事に必要な備品を揃える必要があります。貸し会議室にするのであれば、ホワイトボードを用意するなどニーズに合わせた備品・設備を準備しましょう。

3.借主探しのための集客

レンタルスペース投資でもっとも重要なのは借主探しのための集客。

借りてくれる人が増えない限り、投資としては失敗でしょう。最近では宿泊を利用のメインとして貸し出す「Airbnb」、時間貸でパーティーや貸し会議室利用がメインの「SPACEMARKET」など様々なサービスがあり、集客の選択肢も増えています。

もちろん複数サービスを利用するのは管理が必要ですが、うまく利用できれば空室を作らずに収益をあげることができるでしょう。

4.部屋・設備等の保守、運用

スペースを貸し続けるのであれば、保守や運用が欠かせないでしょう。

備品の管理等も必要ですが、利用客に気持ちよく使ってもらうのであれば部屋自体の整備もきっちりと管理する必要があります。

貸し出す条件として、「清掃必須」やレンタル料に「清掃料金を上乗せ」するなども設備を清潔に保つ方法として良いでしょう。

終わりに

レンタルスペース投資、いかがでしょうか?

流動性が高いため、コツを掴むまでは集客に苦労するなどもありますがそれを除けば初期投資費用やリスクが低いなど一室貸しなどの不動産投資より運用しやすいでしょう。

大きな金額での投資に抵抗がある方は、一つの選択肢として「レンタルスペース投資」を検討してみてはいかがでしょうか?

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