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仮想通貨の需要が急上昇!?資産形成の手段で仮想通貨が選ばれる理由とは?

仮想通貨の需要が急上昇!?資産形成の手段で仮想通貨が選ばれる理由とは?

仮想通貨は儲かる金融商品と言われ、2017年には大きな仮想通貨ブームが起こりました。その後、2018年には価値が低下するなどブームが収束しましたが、最近では仮想通貨の価値が再び上昇しています。

2017年のように再高騰するとは限りませんが、価値が上昇している以上資産形成の有効な手段になり得るでしょう。法整備が進んで仮想通貨が曖昧ではない存在になるにつれて、老後の資産つくりのための長期投資の対象として仮想通貨を選択する人も増えています。

今後資産形成で仮想通貨取引を検討する方のため、仮想通貨の取引方法4種類について解説していきます。

まずは4種類の仮想通貨取引方法をご紹介

仮想通貨の取引方法は4種類あり、収益性、難易度がそれぞれ異なります。4種類の取引方法は以下

  • 現物投資
  • 仮想通貨FX
  • 積み立て
  • レンディング

となります。

それでは次に、各取引方法の仕組みについて解説していきます。

現物投資

現物投資は仮想通貨の取引の中でもっとも一般的な取引方法です。具体的には、Bitcoinなどの仮想通貨を購入し、値上がりしたタイミングで売却して差益で儲ける手法です。

特に何も説明がなく仮想通貨取引について解説されている場合、だいたいはこの現物投資を前提とした解説になっています。

仮想通貨FX

仮想通貨のFX取引は、FXと言っても実際に外国為替取引をするわけではありません。そもそも仮想通貨は特定の国の通貨ではありません。ではなぜFXと呼ばれているのかというと、FXのようにレバレッジをかけて投資するからです。

レバレッジは数倍~数十倍かけられるので、ハイリスク・ハイリターンな取引になります。2017年の仮想通貨バブルで大金を稼いだ人も、このFX取引で高いレバレッジをかけているパターンが多く見られます。

仮に手元の資金がなく少額投資で利益を大きくしたい場合、FXは有効な手段となるでしょう。一気に元手が何倍にも膨らむ可能性があります。ただし逆に言えば元手の何倍も一気に損をする可能性があるので、損する可能性も把握した上でレバレッジをかける必要があります。

レバレッジをかけた取引はギャンブル要素も含んでいるため、利益だけでなく現物取引以上の損益が発生する可能性もあることをきちんと理解した上で取引することが必要です。

積み立て

積み立ては、定期的に決まった金額をコツコツ仮想通貨に積み立てていく方法です。現物投資やレバレッジをかけた投資に比べて一気に稼げる方法ではありませんが、安定して資産運用を行うことができます。

忙しくて投資のことを考える暇はない、少額投資を行いたい、どのタイミングで買えばいいかわからないなどの悩みがあれば積立から初めてみるのが良いでしょう。

レンディング

レンディングは仮想通貨を仮想通貨取引所に貸し出して利益を得る方法です。仮想通貨を貸し出した場合、利用料と合わせて返却されるためプラス分が利益として入ってきます。取引スキルを問わず利益があげやすい、年率が高いなどメリットは多いですが注意も必要です。

取引所の破綻や一度預けると期間満了まで戻せないなど、投資の自由度は下がるため今後の投資プランを考えた上で選択すべきでしょう。

資産形成には仮想通貨FXか現物投資が有効

仮想通貨FX

まず仮想通貨FXであれば、投資資金が少ない状態からレバレッジをかけることで資産を大幅に増やせる可能性があります。もちろんレバレッジをかけた分資産を失う可能性もあるのですが、資産が少ない状態から増やすにはある程度のリスクを伴います。

ただ、投資による資産形成は大きな金額を望むほど十分な元手が必要となります。仮想通貨FXで投資資金を増やして、資産形成の元にすることも有効でしょう。

次に現物投資の場合、アルトコインなど値動きが激しい仮想通貨に投資するのが有効です。値動きが激しいということは、それだけ元手が少額でも一気に増やせる可能性があるということです。

仮想通貨自体は今後より一層普及していくと考えられ、衰退してしまうことは考えにくいでしょう。しかしそれと仮想通貨の価値が高まるかどうかは別問題で、長期投資した資産が増えるかどうかは予測が難しいです。

長期投資するにしても余剰資金で、なおかつ現状仮想通貨で稼ぐと言えば短期投資の方が一般的でしょう。

仮想通貨での投資を始めるには?

CtoCのイメージ、仮想通貨決済

仮想通貨での投資、初めてのことでわからないことが多いでしょう。

では、投資を始める流れを見ていきましょう。

主に必要な作業としては以下の4つ

  1. 仮想通貨取引所/販売所への登録
  2. 本人確認書類の画像提出、およびSMS認証
  3. 仮想通貨取引所/販売所への入金
  4. 仮想通貨の選定・購入

となります。

一見難しい流れに見えますが、特別な登録等は必要ではないためハードルは高くありません。まずは第一段階の仮想通貨取引所/販売所への登録を行いましょう。

取引所によって登録の手順が大幅に変わることはなく、必要書類等も基本的には同じになります。

注文方法は全部で6種類

株取引・為替取引でも同様の注文方法になるためご存じの方も多いかもしれませんが、仮想通貨の注文は以下6つの方法があります。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFO注文

成行注文はもっともよく使われる注文方法で、注文時点でもっとも安い価格の通貨を購入するか、もっとも高い価格で通貨を売却します。要するにその場で売買を成立させる注文方法です。

指値注文は指定した価格になったら売買を成立させる注文方法です。買い側でも売り側でも注文を出すことができます。買う側は現状よりも安い価格を指定し、売る側は現状よりも高い価格を設定します。

逆指値注文は損失を拡大させないための売り注文です。売りで利益を得るためには、今よりも価格が上がる必要があります。しかし必ずしもこれから価格が上がるとは限らず、逆に下がってくる可能性もあるでしょう。

右肩下がりで価格が下がっているにも関わらず通貨を保有し続けるのは危険なので、一定価格以下になったら損切りする必要があります。その損切りポイントをあらかじめ設定しておくのが逆指値注文です。

OCO注文は、通貨価格が上がったとき、下がったときの両方の売買をあらかじめ設定しておくことです。たとえば、通貨価格が上がったら売り注文、下がったら買い注文、で具体的な金額を設定しておきます。

IFD注文は購入から売却の一連の流れを自動で行うようあらかじめ設定しておくことです。事前に予測を立てて設定するので難易度は高いですが、忙しくてチャートを見ていられない人でも取引できます。

最後にIFO注文は損切りと利益確定をあらかじめ設定しておく注文方法です。また注文から売却までの一連の流れを自動化します。つまりOCO注文とIFD注文を足した注文方法がIFO注文ということです。

まとめ

仮想通貨の取引方法や注文方法について解説しました。また仮想通貨はバブルがはじけて今後の動向が注目されていますが、緩やかに価格は伸びています。とはいえ今後長期的にはどうなるかわからないので、短期トレード目的の保有者が多いでしょう。

少額から大きく稼ぐには仮想通貨FXでレバレッジをかけるのが効率的です。ただしレバレッジは利益を大きくするだけでなく損失も大きくします。簡単に元本以上の損が出てしまうので、レバレッジのかけ過ぎには注意が必要です。

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