資産運用トラの巻
 

アフターコロナにビットコイン投資を成功させるタイミングとは?

新型コロナウイルスの感染拡大により発令された緊急事態宣言が、5月25日に全面解除されました。ただし、自粛要請が継続しているので、自宅にいる時間は必然的に長くなるかと思います。自宅にいて時間ができるとネットで投資しようという人が増え、仮想通貨の口座開設数も急増しているようです。

ところが、コロナショックによる大暴落が起きた相場環境で、初心者は正しい投資判断をできるか自信がないでしょう。一方で、「アフターコロナはビットコイン投資のチャンス」という話を聞くと、いつビットコインを買えばいいのだろうと悩む人もいるでしょう。

この記事は、仮想通貨に興味がある方向けに、アフターコロナにビットコイン投資を成功させるタイミングについて解説します。

コロナショックがビットコインに及ぼした影響

コロナショックは株式相場に大きな影響を及ぼしましたが、仮想通貨相場にどのような影響があったのでしょうか。ここでは、仮想通貨の基軸通貨であるビットコインに焦点を当てて、コロナショックの影響を検証していきます。

コロナショックとビットコイン価格の分析

まず、コロナショックによりビットコイ価格はどのような影響を受けたののでしょうか。

2020年の初めにアメリカの地政学的リスクが高まったため、リスク回避の動きからビットコインへ資金が流入し、価格が上昇しました。ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)も同調するかのような値動きとなり、2019年までの弱気相場はターニングポイントを迎えたように見えました。

ところが、2020年2月あたりから新型コロナウイルスが感染拡大し始め、ビットコインの上昇傾向は下落へと転じました。

世界中の株価が大暴落した2020年3月には、ビットコインは1日に40%以上も下落して、一気に仮想通貨相場が冷え込んだのです。

ビットコイン急落の原因

では、なぜビットコインは下落してしまったのでしょうか。主な原因として、以下の2つ考えられます。

レバレッジ取引の評価損拡大による換金

3月12日にビットコインは急落しましたが、いろいろな原因が考えられます。それらの中で注目したいのが、伝統的な投資対象である資産である債券や金との関係です。

株式が暴落すると債券や金は上昇するという逆相関の関係が一般的ですが、このときは株式、債券、金とすべての価格が下落しました。相場は「株売り、債券売り、金売り」という売り一色になったのです。さらにビットコインも売りとなりました。

投資の常識からすると、このような動きは想定外の事態であり、信用取引をしていた投資家が換金売りをしたことが原因ではないかと推測します。

「株売り、債券売り、金売り」という売り一辺倒の相場状況になると、信用取引で買いポジションを持っている投資家はあっという間に大きな評価損を抱えてしまいます。評価損が膨らんで証拠金不足になると、証拠金維持率が低下していきます。金融機関が定める証拠金維持率を下回ると追加で証拠金を入金するよう促され、もし入金できなければ強制ロスカットされます。

投資家としては、強制ロスカットは避けたいので、証拠金が不足する前に信用取引に投入している資金を換金しようとするのです。今回の総売りの状態は、投資家がリスク回避しようとして、投資対象となる資産から資金を引き上げたのが大きな原因と考えられます。資産の逃避先であるはずのビットコインも例外ではなく、他の資産と同様に売られたというわけです。

ビットコインの重要な価格を突破した 

またビットコインが重要な価格を突破したことも、急落した原因の一つとして考えられます。ビットコインは2019年からある価格近くまで2回ほど大きく下落しましたが、その価格より下落させたくない投資家が買い支えていました。

ところが、2020年3月のビットコイン価格の急落により、買い支えていた価格ラインをあっさり突破してしまったのです。買い支えていた価格ラインを突破されると、それまで買いを入れていた投資家は損切りをしてさらに価格が急落しました。

このようにトレードのテクニカルという観点から分析すると、ビットコインが急落した原因が見えてきます。

アフターコロナの投資チャンスはいつ?

ここではコロナショック後のトレードチャンスは、いつなのかを探っていきます。

ビットコインに大きな資金が流入 

リーマンショック時の資金の動きからわかったことですが、市場にあふれた行き場のない資金はリスク資産へと流入する傾向があることです。

現在、先進国の中央銀行を中心に過去に例のないほどの金融緩和を実施しており、大量のマネーが供給されています。いずれコロナウイルスが収束する時期はやってきますが、そのときにはリスク資産へ資金が流入するリスクオンになることが予想されます。

同時に、ビットコインへ大量の資金が流入してきて、最大の投資チャンスになるのではと予測しています。

過去に例のないほどの緩和マネーがリスク資産へ流れ込めば、一部の資金がビットコインへ流入するだけでも大きな影響が出るはずです。このような理由から、ビットコイン価格は上昇トレンドになると予測できます。

仮想通貨には多くの種類がありますが、ビットコインは基軸通貨の役割をしています。そため、大口投資家はビットコインしか購入しません。2018年に仮想通貨のバブルが崩壊しましたが、それ以降に仮想通貨を購入する個人投資家は少なくなりました。

一方で、機関投資家やヘッジファンドなどの大口投資家は、ビットコイン購入へと動き始めています。ビットコインは買われて、アルトコインは売られるという状況が継続しているのです。これは仮想通貨界のプレイヤーが交代したことの証と言っていいでしょう。

アルトコインは流動性が低いため価格が乱高下しやすく、2018年以前は個人投資家に人気がありました。現在は個人投資家が少なくなり、流動性の高いビットコインの取引をしたい大口投資家が参入」してビットコインへ大量の資金が流入しつつあるのです。

ビットコイン投資のタイミングとは 

アフターコロナには、仮想通貨の相場環境は良い方向へと向かうと予測できます。ビットコインへ資金が流入する傾向について説明しましたが、この傾向は新型コロナウイルスが収束した後も継続するでしょう。ビットコインは買い、アルトコインは売りというのが投資スタンスとして最適です。仮想通貨で資産運用していくのであれば、ビットコインの現物を購入して長期保有するのをおすすめします。

では、どのタイミングでビットコインを購入すればいいのでしょうか。

ビットコインを購入するのなら、新型コロナウイルスの感染が収束してくる時期です。また、各国がコロナ対策を緩和して、経済対策に力を入れ始めるとチャンス到来と判断できます。

コロナウィルスはいずれ収束しますが、政府による経済対策は継続せざるを得ません。金融緩和は継続されるため大量の資金が市場にあふれ、コロナショックで弱気になっていた投資家が資金を動かしてくるときが絶好のタイミングになるでしょう。

このタイミングは急に到来するのではなく、ゆっくりとやってきます。毎日のニュースやネット上の情報を収集して、じっくりとビットコインを購入していくのをおすすめします。

まとめ

5月現在、ビットコイン価格は100万円前後まで回復していますが、長期的には上昇トレンドが継続するでしょう。金融緩和により市場にあふれたマネーは、いずれビットコインへ流入していく時期がやってきます。ビットコインで資産運用したい方は、そのタイミングまでじっくりと待ってください。

ただし、ビットコインは新しい金融資産であり、過去のデータだけでは予測できない値動きをすることがあります。堅実に資産運用をしたい方には不向きな資産運用の対象です。もしあなたが堅実で安定した資産運用をしたいのでしたら、不動産で資産運用をされてはいかがでしょう。最近では、少ない資金でスタートできる商品も登場しているので、一度検討されることをおすすめします。

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